ハッピー・オールド・イヤー

監督は、ナワポン・タムロンラタナリット
出演は、チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、ティラワット・ゴーサワン
公開は、2020年12月
実家を自分の事務所に改装するために始めた断捨離
そこからさまざまな事件がおこります

まずは改装のことを家族に話していなかったからひと悶着
父親のピアノがあったことから父親は亡くなったと勝手に推理
そしてなんでも捨てると言って捨てたものの中に改装を頼んだ友人からかつて貰ったプレゼント
友情にひびが入る危機
ところが兄貴は彼女のプレゼントをゴミ袋へ
初めて気づく自分のひどい仕打ち
そこから友人から借りた品物は返すことにするのだけれどそれでひと悶着
このひと悶着続きが実に現実的
持ち主が死んでからの遺品整理が大変なのはわかるけれど、生前となるとエイやなる気合いが必要
でも持ち物にはやはり思い出がある品物もある
それを断ち切るのが断捨離とわかっていてもなかなかできない
死ぬほど買っていた本を買うことはやめて、買った本は売り払いました
これは子どもたちに必要ないと思ったから
その上重いし邪魔だし
着なくなった服は捨てました
誰も貰ってくれないから
品物を見て思い出すこともあるでしょうけど、普段思い出さないなら良しとしましょう
もうすぐ記憶も薄れていくはずですからなどと考えてしまう映画でした