素晴らしき哉、人生!

監督は、フランク・キャプラ
出演は、ジェームズ・ステュアート、ドナ・リード
公開は、1954年2月
先日観た『素晴らしきかな、人生』のオリジナル
メルヘンチックで美しい

クリスマスイブの日に天からある主人公を見つめている大天使
絶望の淵にいる主人公を救うようにと二級天使に命じる
そして主人公を救えれば二級天使には翼が授けられる
このオープニングでだけでメルヘンを感じるじゃないですか
リメイク版とは違う神の力がはたらく人間世界
まあそれが幸運と呼ぶものであるならば一緒かもしれませんがやはり感じ方が違ってくると思うんですね
そして大天使が見せる主人公のこれまでの人生
それこそ山あり谷あり
自分のやりたいことがありながらやろうとすると何かがおこって実現できない
登場人物は良い人と悪い人が誰もがはっきりわかるのもいいじゃないですか
小細工なしの良い者と悪者
日本の時代劇映画と一緒です
だから最後にはちゃんと幸運が訪れる
うれしいまでのハッピーエンド
これぞクリスマスに観る映画ですね