監督は、リン・ランジー
出演は、ティルダ・スウィントン、ジョン・C・ライリー
公開は、2012年6月
これは衝撃作ですね
主人公の息子は本当に怪物で悪魔
どうしてここまでなるまで放っておいたのかなどと考えちゃうけど
この息子は実に頭がきれる
それもオムツをした幼少のころから
既に悪魔なんだけれど、父親の前では天使のような息子
だから父親は絶対に息子を疑わなかった
そんな危険な息子にアーチェリーを買い与えたのが最も大きな悲劇の導火線
そして妹が出来たことでますますおかしくなっていく
妹のペットを殺し、妹の目まで奪う
母親は気づいているのに、父親は母親にカウンセリングを奨めるバカぶり
本当にもっと早く手をうっていればこんなことにはならなかったはず
映画の画面の中で観てるけどこの子は絶対におかしいと思うもん
回想シーンと現実社会の交互描写もこの映画には合ってますし
しかし10年ぐらいこの悪魔と暮らした家庭は本当に地獄だったでしょうね
それでも親は子どもを見捨てないから余計に怖い気もします
だけどこの母親は強いなあ
息子に旦那と娘を殺され、息子の事件のせいで町中から白い目で見られてるのにその町に住み続けてるのですから