ノーカントリー

監督は、ジョエル・コーエンイーサン・コーエン
出演は、ハビエル・バルデムジョシュ・ブローリン
公開は、2008年3月
200万ドルのおかげで命を狙われる
いやだなこんなのは

あり得ないとは思うのですが、自分の命を誰かが狙って追いかけてくる
考えただけで怖いじゃないですか
日本人の中で命を狙われた経験を持っている人はどれぐらいいるんでしょう
200万ドルは2億円ぐらい
あなたの命の値段はこれぐらいですか
とバカなことを言ってないで映画のお話を
200万ドルを持ち逃げしたのはしがない溶接工
でもベトナム戦争にも従軍したことのある元兵士
麻薬の取引現場で殺し合いを見ていて漁夫の利
もちろん組織はお金を取り返そうとして殺し屋を送り込みます
この人の武器が拳銃じゃなくてガスボンベを持ち歩いてのエアガン
まるでマカロニウエスタンに登場しそうな殺し屋
そこにトミー・リー・ジョーンズさんが保安官で登場します
何やら助手とのおかし気な掛け合いがクスクス笑いを誘ってくれます
もう一人の殺し屋で脇役をやればピカイチのウディ・ハレルソンさんも登場
脇役らしく登場したら簡単に殺されてしまうのはやっぱりいいねです
壮絶な殺し合いがこれでもかと続くのですが、なぜか陰湿さは皆無
これぞコーエン兄弟の手腕ですね