監督は、是枝裕和さん
出演は、安藤サクラさん、永山瑛太さん
公開は、2023年6月です
子どもが怪物なのか大人が怪物なのか
そしてストーリーは難解
是枝裕和さんの作品は『誰も知らない』だけを観てるのですが、どうも印象が薄いというか難解だった覚しかない
そしてこの『怪物』ですわ
2人の少年とそれぞれの父親と母親
シングルファーザーにシングルマザー
子ども性癖を疑う父親に子どもに過度な期待を寄せる母親
そして2人の子どもはとてもしたたか
割を食ってしまうのは新しく担任となった教師
パワハラ教師の烙印を押され学校を追われてしまうのだからたまったもんじゃない
そして校長先生の不気味さも怖すぎる
学校は愛するが児童も教師も愛さない冷酷な教師
田中裕子さんが演じているのですが抑揚のない声と無表情さが恐ろしい
スーパーを走り回る子どもに足を引っかけるところなど鮮烈な印象です
最初は観ながら応援していた安藤サクラさん演じる母親も途中からやはりモンスターペアレントにしか見えなくなってくる
教師の人生を奪いながらこの人は反省をするのだろうかと疑問に思ってしまう
評価の高い作品ながらなんか嫌な感じがする映画なんですよね