監督は、深川栄洋さん
出演は、永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さん
公開は、2023年11月です
生きるためにやった行為が人を死に追いやる
加害者と被害者が錯綜する展開がとても面白い
無辜って言葉を初めてこの映画で知りました
何も罪のないことって意味だそうです
この映画では一種の疑似法廷を無辜ゲームって呼んでます
主人公二人は同じ施設で育ち、必死で生きてきた
杉咲花さん演じる女性は施設長にセクハラを受けていて、それを知った永瀬廉さん演じる男性が施設長を刺してしまう
でも女性が施設長を今までの行為をばらすと脅したことで男性が少年院に送られるのを防ぐ
ある日二人で電車に乗っていて痴漢に気づき、犯人を問いただすと金を渡された
二人はそれでお金を稼ぎ始めるが、ある時痴漢犯にしようとした男は警察官だった
この事件がこの映画の全ての発端
もう一人の北村匠海さん演じる男性は実はこの警察官の息子
それぞれの思いが錯綜する中で起こった殺人事件
殺されたのは警察官の息子
殺人犯とされたのは幼馴染の女性
弁護をするのは幼馴染の男性
この殺人事件の真実はいったい何なのか
最後まで画面から目が離せない作品
エンディングで裁判長が判決を読み上げる中で笑い声をあげる幼馴染の女性
このエンディングの不気味さがこの映画の全てです