道具のブツリ

作者は、田中幸さん、結城千代子さん
出版は、雷鳥社です
正直高校時代は文系でしたので物理は苦手です
でも物理がブツリとなっているのはとても分かりやすいから

物理って聞くだけでアレルギー反応を起こす人もいるはず
それがブツリならおっ、ちょっと読んでみるかと思えますよね
ながす道具に登場するスプーンを読んで思い出したのはコップと升
お酒を飲むようになって憧れたのが升酒
日本酒をなみなみと注いでもらってカッコよく飲む
ところが試してみるとコップ酒なら簡単にグビグビ飲めたのに全く上手くいかない
もちろん真ん中で飲めば両脇からこぼれてしまう
角っこで飲むと上手く飲む量を調整できない
だからスプーンってまあるいんですよ
本当にフムフムです
それに山の傾斜のお話も面白い
砂の摩擦角というのは27~29度だそうです
そのため噴火でできた山ってのは大体がこの傾斜におさまるんだそうです
だから日本中にある何とか富士ってのは富士山と同じような角度なんだそうです
ちなみに富士山の裾野から山頂にかけての角度は28度だそうです
ロバート・フックなる人物も紹介されてますが、この人は後輩のニュートンによってその業績が抹消されて肖像画さえ残っていないそうです
エジソンとテスラのように学者さんって何やら執念深くて嫉妬深い人のようです
どうですか、こんなお話が満載ですので物理に興味がわいてきます
ちなみにこの本の装丁ですが図書館で働いていた身にとっては困ったさんの装丁です