作者は、藤治光一朗さん
出版は、農文協です
ちなみに藤治光一朗さんは編集です
ご存じですか、長良川
通勤の旅に電車で揖斐川・長良川・木曽川の3つの大河を電車で渡っています
ちなみに浅いからかもしれませんが長良川は電車の中からでも川底の石を見ることもできます
長良川は上流にダムがないのでも有名でそのため自然の残った川と言われているのですが、河口には大きな河口堰があります
それこそ椎名誠さんや野田知佑さんなどが反対運動の先頭に立っていたのですが、残念ながら運用も始まり河口付近の様相は一変しています
確かに昔のように葦が生い茂っている場所はもう長良川にはありません
しじみもとれなくなったそうです
上流のダムと違って河口堰の大きな目的は真水の確保
上水道や農業・工業にと真水が必要だからです
でもこの本によると真水の需要はいろんな要素があってもうあまりないそうです
それなら河口堰は必要ないのだから開門すればいいと思うですがね
でも役所ってところはそう簡単ではないみたい
まずは失敗を認めることはしない
そして造ったものを不必要と考える思考がない
そのために自然がどうなろうとも
どこか間違っていると思いませんか