監督は、ユホ・クオスマネン
出演は、セイディ・ハーラ、ユーリー・ボリソフ
公開は、2023年2月
先ずは日本ではなじみのない列車のコンパートメント
一度イギリスで乗ったことがあるのですが実に気まずい
見ず知らずの人と個室に座っているんですよ
正直しゃべることもないし、それほどの語学力もなかったのだからどうしようもなかったです
この映画の前半はそんな気まずいコンパートメントでそれも夜行列車
見ず知らずの男女が一室な上に、男の方は面倒くさそう
こりゃたまったもんじゃないと女性に同情しながら、きっとこの男女には何かが起こるんじゃないかと思わせる
もちろんその期待は裏切らずにちょっと怪しくなるのですよ
しかしこの女性も勇気がありますね
この男性とずっと同じコンパートメントにい続けるのですから
確かに一度車掌さんに泣きつくのですがけんもほろろ
こんな状況に追い込まれたら正直普通は逃げ出しますよ
そして後半はちょっと怪しい雰囲気になった二人が彼女の目的地ペトログリフを訪ねる場面に切り替わります
大体ペトログリフを知らないからどんな壮大な景色が登場するのかと思ったら見事に拍子抜け
たんなる雪の積もった海岸の岩肌
これを見るためにフィンランドから来たんですかと言いたくなってしまいます
まあそれも愛の力で行けないと言われた場所まで二人で行ったのだから許すとしましょうかね
まあそんな映画でした