監督は、ジョニー・トー
出演は、サイモン・ヤム、レオン・カーフェイ
公開は、2007年1月
組織の後継ぎを投票で決めるとはさすが返還前の香港
マフィアも民主主義です
今はどうなったんでしょうね
もちろん独裁主義で、後継者は権力闘争で選ばれるのでしょうか
そして前任者の取り巻きは粛清されてしまう
もしかしてその後の世界をこの映画は暗示しているのでしょうか
もちろん投票と言ってもきれいごとではありません
買収に脅しにと票を獲得するためならあの手この手
そこへ組織の壊滅を狙う警察も絡んできて水面下での抗争が勃発
組織のボスの証明が龍の棍を持ってるってことってのが何か中国的って感じてしまう
争っていた二人が和解して、さらに組織を巨大にしたところでお終いかと思ったらまだ続きがありました
のんびりとボスとボスの息子、かつてのライバルとその妻が仲良く釣りをするする場面
これで平和が訪れたと思わせておいての衝撃のシーン
仲良く次のボスはお前だと言った後でのこのシーン
自分の地位を脅かすものは早めに舞台から退場してもらいましょうってこと
しかし、こんなシーンを目撃させられるボスの息子は何を思うのでしょうか
余計な心配をしてしまう映画でした