監督は、トーマス・ヤーン
出演は、ティル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース
公開は、1999年10月
いくら死期が迫っているからって悪いことはしちゃイカンと思うのですが、でもエンディングを観ると少しは許してあげてはなどと思ってしまいます
マフィアの親分がいいですね
最近の映画でも死期が迫った人の話がよくあって、最期にやりたいことをやり遂げるって話がリメイクされたりして話題になっていました
それぐらい今は死を見つめるってことが社会の大きな課題になっているのかもしれません
まあ最近の映画では誰にも迷惑をかけずに自己完結すんですが、こちらはさすが90年だに終わり
自暴自棄っていうと変ですけれどあくまでも中心は自分であって、周りの人の迷惑なんて気にするんじゃねえって感じです
ただちゃんと死ぬまでにやりたいことリストは作成してますね
末期がんの二人が病院に止めてあった車を盗んで旅に出るってお話です
ただ盗んだ車は堅気の人の車じゃなかったことで大騒動になります
警察やマフィアを巻き込んでのドタバタ劇
絶体絶命になると不思議と機転の利く主人公
最後のピンチはマフィアのボスの一言で片が付きます
願いだった海の見える場所での二人の後ろ姿がいいですよ