ディーバ

監督は、ジャン=ジャック・ベネックス
出演は、フレデリックアンドレイ、ウィルヘルメニア・フェルナンデス
公開は、1983年11月
何だか頭がこんがらがるお話ながら画面から目が離せない
あんたらいったい何者なんや

最初のコンサートシーンから既に映画に引きずり込まれる
あまりに美しいソプラノの響き
そして一転してのコンサート会場での隠し撮りとサイン会での泥棒行為
兄ちゃん、あんたは郵便配達っていう公務員なのにそんなことをしていいんかい
そしたら今度は殺人事件
兄ちゃん、あんた巻き込まれてますよ
お次はレコード万引きお姉さんの登場
お兄ちゃんは声をかけてお姉さんとお友だちに
実はこのお姉さんと恋人がまた謎多き人たち
後半のお兄ちゃん危機一髪の場面は必ずこの恋人が窮地を救うんですね
愛車はシトロエンってのはやっぱりフランス映画
そしてパリらしく町角に立つ娼婦のお姉さんたち
どうやらこの娼婦のお姉さんたちの元締めを殺人事件被害者が知っていて、身を守るためにそれをテープに録音してたんです
お兄ちゃんが隠し撮りしたテープと被害者のテープ
そうですよ、この映画のキーワードはカセットテープなんですね
暗い場面とキラキラした場面のコントラストも絶妙
やっぱりやりますよフランス映画は