キリング・オブ・ケネス・チェンバレン

監督は、デヴィッド・ミデル
出演は、フランキー・フェイソン、エンリコ・ナターレ
公開は、2023年9月
これは実話なんですね
それも1960年代かと思ったら2011年の出来事なんですね

これだけのことをして誰も罪に問われていないなんておかしくないですか
通報装置での会話も残されていて十分証拠になると思いますし、射殺された時に姪もその場に居合わせたのに
何度も主人公のケネス・チャンバレンさんが不当で家に入る権利はないと言っているにも関わらず、無理やりドアを破壊して室内に押し入る警察官たち
これが許されるなら警察は何でもできてしまうじゃないですか
そしておかしいと言う部下の警察官をないがしろにする上司に同僚
ニガーと口汚く罵って黒人差別がいまだに根深いことを観る人の目にさらします
本来治安を守るための警察官にこんな暴力をふるわれることがあっていいはずはありません
でも結果的には誰も罰せられていない
何も罪を犯さず、取り押さえられた時点では何の武器も持っていなかったケネス・チェンバレンさん
それなのに警察官の銃で撃たれての惨殺
この映画を観るまでそんなことが起こっていたとは全く知りませんでした
どうして悲劇はなくならないのでしょうか