ホルードオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

監督は、アレクサンダー・ペイン
出演は、ポール・ジアマッティ、タヴァイン・ジョイ・ランドルフ
公開は、2024年6月
クリスマスイヴにこういう映画を観るのもいいもんですね
嫌われ者って本当は優しいんですよね

上手く人との距離が取れなくて時には毒舌で相手を傷つける
傷つけてしまったことを反省してるんですけど、それをまた上手く関係修復することができない人ってのが嫌われ者
主人公の高校教師はとっても生徒に嫌われている
クリスマス休暇前の授業もきっちりと行おうとして生徒たちに嫌われる
試験の結果に忖度をしないから生徒たちから、親から、学校から嫌われる
今の校長は最初の生徒だから毒舌を吐いて嫌われる
そんな彼がクリスマス休暇に学校に残ることになった生徒たちの面倒をみることになってしまった原因も有力者の子どもを落第させたため
まあ自分に正直に生きているんですがね
これって学生時代はまだしも、社会に出るとなかなかできることじゃありません
それこそさっき言った忖度やしがらみですから
結局は最後に残ることになった生徒と社会見学と称して旅に出て、それが原因で学校を去ることになってしまうのですが、ここでも自分に正直に行動します
自分はできないとわかっているからそれを映画で見せられるとなぜかホッとしてしまう
誰しも自分に正直に生きたいんですよね
『グッドワイフ』で活躍したキャリー・プレストンさんがまたいい味出してますよ