消されたヘッドライン

監督は、ケヴィン・マクドナルド
出演は、ラッセル・クロウベン・アフレック
公開は、2009年5月
戦争となれば莫大なお金が動く
ウクライナに対する支援金やロシアや北朝鮮の軍事費を見れば信じられない金額

そしてその軍事費の受け皿となるのが軍需産業
戦闘機やミサイルの値段を考えればどれだけのお金が流れているのやら
政治資金の話でも出てきましたが国防に関することは隠しても正当化される
何兆円もお金が入るのであれば数億の賄賂なんて微々たるものってことですかね
この映画で描かれたのは軍需産業をめぐる公聴会とそれに関する議員の活動と殺人事件
とある軍需産業会社を告発する議員の秘書が地下鉄で転落死
それを告げる議員が涙を流したことから議員のスキャンダルに発展
それを友人の新聞記者は軍需産業会社からの妨害行為と感じ調査を始める
莫大な資金にうごめく会社とそれから恩恵を受ける議員たち
はたして正義は勝つのか
と思わせておいて実はとんでもないどんでん返しが待っています
それは内緒ですよ
一人の人間が大きな壁に立ち向かおうとするときにどんな手段を選ぶのか
周りにいる仲間と力をあわせても大したことがないと気づいたら何をするのか
絶望の先に待っているのは非合法なんでしょうか