監督は、クリストファー・ノーラン
出演は、キリアン・マーフィー、ロバート・ダウニー・Jr
公開は、2024年3月
原子爆弾の開発・制作にかかわったオッペンハイマー博士の物語
研究を進めた武器で多くの人が命を落としたことは彼にどう影響したのか興味がある
よく言われるのは原子爆弾の投下があったから日本は降伏し、多くの人の命が救われた
それ以後も戦争は続いているけれど、これほどに一瞬で大量の人を殺すことのできる兵器は使われていない
それはこのような兵器を使えば破滅が待っていることを政治家が知っているから
ただ持っていないと一方的に攻撃される恐れがあるので保有はします
これが核抑止力とよく言われるもの
オッペンハイマー博士は自分たちは製造しただけで使用については何も権限は持っていなかったとおっしゃる
でもこの兵器を使えば何が起こるかは間違いなく知っていたはず
ちゃんとどれだけ死傷者が出るかは知っていたのだから
ドイツが原子爆弾を開発していると知って慌てて開発を始めたアメリカ
そして世界で最初、そして最後に核兵器を使用した国アメリカ
確かに戦後の博士の苦悩や葛藤も描かれているのですが、何か釈然としない映画
権力闘争と言ってしまえばそれまでですが、それ巻き込まれて命を落とした人のことを考えるとこういう映画は必要なんでしょうか