赤と青のガウン

作者は、彬子女王さん
出版は、PHP研究所です
高貴なお方をさんづけも変ですね
面白い、でも

オックスフォードに留学し、博士号までとられた
そして今は立命館大学にお勤め
まあこれはもしかしたらバン様でも可能であったかも
そしてベールに包まれた宮家の生活もこの本では披露されています
そしてイギリスで大学の仲間と楽しいそうに過ごされる写真も掲載されています
写真だけ見れば本当に普通の学生生活です
でもやはり一般人とは全然違う生活送ってこられたこともわかります
読んでいると本当に面白いです
多分イギリスで送られた生活が我々一般人が送る生活なんですよね
EU諸国では警固の人がつかないのも普通の生活を送れた理由かもしれません
総理大臣のように目立つように警固の人がいるわけではないですが、国内で生活する限りは目立たぬように誰かが守っています
そんな人たちから解放されるのですからそれだけでも新鮮であったはず
自分でチケットを手配して旅行するなどは国内ではありえない
外の世界を初めて見たのですから不安と興味は並大抵でなかったはず
ですからノビノビと生活できたのでしょうね
それはとてつもない財産だと思います
そして父親に対する愛情も凄いお方で、一歩間違えばファザコン
話題になることもある母親との確執はこのあたりが原因でしょうか
とにかく面白いです
でもやっぱり恵まれた生活を送ってみえますよね
ちょっとひがみ根性などが読後に襲ってきました