作者は、アンジー・キム
出版は、早川書房
やはり韓国の人は日本人とは考えがだいぶ違うようです
外に目を向けていると感じてしまいます
それとも自分の国に幻滅しているのでしょうか
日本では家族を海外に住ませて、自分は自国で必死で働き仕送りするなんて人は少ないのではないでしょうか
海外に行くなら家族全員でと考えると思います
でも韓国では家族だけが移住して仕送りをするということが間々あるみたいです
確かに日本からもハワイや南米へ家族で移住する時代があったようですが、それは日本で食っていけないから
かなり豊かになった韓国からわざわざアメリカなどへ移住する必要があるのでしょうかね
こちらの本は家族みんなでアメリカへ移住した韓国人一家に起こった悲劇の物語
成功を夢見た父親と韓国に留まりたかった母親と娘
そしてやはり厳しい差別やいじめ
その上娘を襲った悲劇のために一家は壊れていきます
それも他の家族を巻き込んで
巻き込まれた家族は障害を持った子を持つ親とその子ども
そして発端となった不妊治療を続ける夫婦
成功を夢見て始めた酸素治療のカプセルが事件現場
やがて明らかになる事件の真相
最後は平穏が訪れて終わるのですが、あまりにむごすぎる
現実の社会ではもしはありえないけれど、移住さえしなければと思います