監督は、デヴィッド・リンチ
出演は、リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク
公開は、2000年3月
思わずこれがデヴィッド・リンチさんの作品と思ってしまいました
いつもの難解さはどこへやら
『ツイン・ピークス』のイメージがあるからか登場人物が多くて、関係性も難解ならストーリーに至っては理解不能がデヴィッド・リンチさんの作品
ところがこの作品は限られた登場人物のロードストーリー
そして主人公の語る深い言葉が胸を打ちます
年を取って困ることって若い頃を知っていること
どうですか深すぎませんか
若い人はまだわからないかもしれませんが、この年になると胸にささります
確かに若い頃のことはよく覚えているし、輝いていた気もするのですが、それを知っているからこそ今の自分が…
主人公は娘と暮らしているのですが、ある日永らく連絡も取っていない兄が倒れたという知らせが入ります
彼は兄に会うために芝刈り機にトレーラーを付けて500キロ以上離れた兄の元を目指します
その途中で出会う人たちとの会話は心にグサってきます
娘の悲しい過去に、もっと悲しい自分の戦争中の過去
全てを飲み込んだ上で今を生きる自分
そして永らく連絡を取っていなくても会えばわかる兄弟の絆
何て書いちゃいましたが一人っ子のもんで兄弟の絆はよくわからないんですが、何となく画面から伝わってきました
いやー、デヴィッド・リンチさん、こういう作品も撮れるんですね