帰ってきたヒトラー

監督は、ダーヴィィト・ヴネント
出演は、オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ
公開は、2016年6月
ドイツではアドルフ・ヒトラーに関することは全てタブーだと思っていたのですが、そうではないようです
このような映画が制作されるのだから

タイムスリップして現代に蘇ったヒトラーが人気者になっていくお話
ヒトラーを全否定するのではなく、彼の考えの優れた面やその政権獲得の過程を現代社会に蘇らせることで描き出しています
なぜこのような人物が世に出て、権力を手にしたのか
映画でも描かれていますが、選挙で選ばれて権力を手に入れているんです
選挙で彼を選んだのは当時のドイツ国
現代に蘇ったヒトラーも町に出て国民の不平や不満をどうすればなくすことができるのか考えます
生活苦や移民の問題、政治への無関心
その解決を約束し、人々の心をつかんでいきます
それはヒトラーがタイムスリップ前の時代に行ったのと同じ手法です
そして彼を見つけ出し、世に出した記者はそのことに気づくのですが、結局はおそらく精神を病んだことにされて社会から葬り去られます
こんな映画を観た後にニュースで報じられる某大国の政策
不安をあおり、誰かに責任をなすりつけ、対立を上手く利用して指示を得る
怖いなあと思いました