夜の外側 イタリアを震撼させた55日間

監督は、マルコ・ベロッキオ
出演は、ファブリツィオ・シフーニ、ファウスト・ルッソ・アレシ
公開は、2024年8月
何と優に5時間を超える映画です
2かに分けて観させていただきました

1978年にイタリアで起こった与党党首の誘拐事件を扱った映画です
犯人は赤い旅団というイタリアの極左暴力集団
結局党首は死体で発見されるのですが、思ったのは事件解決に向けての政治家の権力闘争的な面もあるのですが、やっぱりキリスト教という宗教的な面も強く感じました
確かにこんなテロ行為と交渉するというのは弱腰に政府が見えてしまうのは確か
でも人命尊重という意味では交渉というのは必要な側面
その過程で犯人逮捕に繋がる動きがあるかもしれない
交渉を前面に出してしまえば弱気に見えるけど、秘密裏に交渉することもできたのでは
そして何度も登場するローマ教皇や教会の場面にやはりヨーロッパにおけるキリスト教の影響も感じてしまう
ローマ教皇から政府への働きかけに、政府からローマ教皇へのご意見伺い
ミサの場面に、家庭で行われる復活祭の場面
日本人にはやっぱり理解できない生活に考えまで支配するキリスト教の影響力
この映画を観ると本当に宗教ってものを痛切に感じました
宗教をめぐる対立なんて日本人には一生理解できない分野ですよね