オークション 盗まれたエゴン・シーレ

監督は、パスカル・ボニゼール
出演は、アレクッス・ルッツ、ルイーズ・シュビヨット
公開は、2025年1月
ひょっとしてこいつは悪い奴と思った人物まで良い人
悪人が現れないのがいいじゃないですか

オークションなどといえば勝手に魑魅魍魎の世界だと思い込んでる
そんなものを題材にした映画なら間違いなく登場人物は人を出し抜こうという悪人ばかりのはず
それなのに、それなのにみんな良い人なんです
エゴン・シーレのひまわりという作品を持っていた青年なんかまだ世の中にこんな人がいるのかと思うぐらいの良い人
10万ユーロを越えるであろう作品を持ち主に返すって言うんですよ
それほど裕福にもみえず、仕事は工場での夜勤
そして大金を手にした後も買ったのは自分のギターと母親に家
あー、聖人とはこういう人のことを言うんですよ
悪人ではないけれど登場する競売人の身なりや愛車を見れば、なぜにこんなに違うのと嫉妬すると思うのにまるでそんな素振りも見せない
90分程度の小作品ながら本当に秀作
心が洗われるとはこういう気持ちなんだと思い出しました