サンセット大通り

監督は、ビリー・ワイルダー
出演は、グロリア・スワンソンウィリアム・ホールデン
公開は、1951年10月
こういうストーリーにはやたらと惹かれてしまう
『スター誕生』なんてもう心を鷲づかみじゃないですか

やっぱりひねくれものなのでしょうか
成功者よりも成功したのに落ちぶれてしまった人に魅了される
かつての栄光なんて言いますが、考えれば栄光の時代があっただけでもましなのかもしれません
ただ栄光の時代がないってことは落ちぶれたなんて思わないから幸せなのかも
変な話ですが、亡くなった加藤和彦さんが昔の曲を歌い始めた時にとてもさびしかった
確かに素晴らしい名曲を作った方なんですが、もっともっと素晴らしい曲を作れると思っていたから
それはご本人が一番辛かったのかもしれませんが
この映画の女優さんのようにサイレントの時代からトーキーの時代に代わる時に消えていった俳優さんは多いと聞いています
今までは演技をしているだけでよかったのに急にセリフまでしゃべらなければいけなくなる
その上声が悪ければ使ってもらえない
俳優さんの仕事が激変した時代だったと思います
最後の場面でスポットライトを浴びて階段を下りてくる姿
悲しい場面ではありますが、とても晴れやかな姿
栄光を知ってしまえばたとえスキャンダルであっても後戻りはできないのでしょうか