ちいさな独裁者

監督は、ロベルト・シェヴェンケ
出演は、マックス・フーバッヒャー、ミラン・ペシェル
公開は、2019年2月
おそらく戦争が嫌で脱走したと思うのだけれど
なぜこんな狂気の世界へ足を踏み入れたの

戦後犯罪者として裁かれた時でまだ21歳
それも同じドイツ人兵士に対する残虐な行為で裁かれているのだから
自分と同じ脱走兵をなぜ殺すことができたのか
脱走した時に捕まっていれば同じ収容所に送られていたかもしれない
それなのに、それなのに
もうドイツの敗戦が濃厚な時期に脱走し、捕まらなければもしかして普通の生活に戻れたのでは
追手を上手くかわしているように映画の冒頭の場面では思えるのですが
食料だけを手にして軍服なんぞ着用しなければよかったのに
たかが上等兵が大尉と間違われたことで欲でも出てしまったのだろうか
彼の狂気は戦争の産物だと言ってしまえばそれまでだけれど、なぜマヒしてしまったのだろうか
誰しもが彼のようになってしまうのが戦争なんだろうか
人間の恐ろしさをこんな形で見せつけられると辛いなあ