家康、江戸を建てる

作者は、門井慶喜さん
出版は、祥伝社です
家康の関東への所領替え
誰が見ても秀吉から遠ざけられたのは明らか
でもこのお方は待つんです

戦をおこせば負けるのは明らか
いくら小牧・長久手の役で秀吉と互角異常に戦ったといえ時代は変わった
そして敢えて受け入れ待つ
その間に江戸の町を作り出す
川を曲げ、水を引き、石垣を組み、城を建てる
そして天下が転がり込むのを待つ
当時の人にしてはとても長生き
息子を信長に殺させられ、秀吉の過酷な要求ものむ
そして長生きをして天下を取る
狸おやじなどと呼ばれてますが、このお方の苦労は尋常じゃない
苦労にも腐らず、次を見る
恐るべし