終戦の侍従長 海軍大将藤田尚徳1880~1970

作者は、外崎克久さん
出版は、清水弘文堂です
この読書パターン
気に入った作家さんや事柄だと続けて読みたくなる
で、侍従長さん

前半は藤田さんのお話しですが、後半は津軽武士や人物のお話し
興味は前半部分
やはり子息のお話しが気になったりして
息子さんのおうちのあった安城市に隠棲
近所の川で釣り三昧の日々とか
きっと大好きなお酒を毎日楽しまれたのだろう
そして海軍と陸軍の違いも興味深い
大海原で闘う海軍の世界感覚
海外への逸材の派遣
その逸材を生かせなかった日本の悲劇
その逸材を中央に送れなかった海軍気質の悲劇
でも戦争は終わりました
一人の人物の決断で
退位目前の今
いろんな人が考えなければならない問題ではあります