サービスの裏方たち

作者は、野地秩嘉さん
出版は、新潮社です
給食のおばちゃん、服屋さん、役者、劇場主、魚肉ソーセージの発案者、スカイラインの自動車エンジニア、赤飯のうまい和菓子店、クレーン・オペレーター、銀座のバッグ店、絵画の模写師そして俳優
人に何かを提供する、サービスする人のお話

驚いたのは学習院では今でも給食は自前
今やセントラルキッチン方式でほとんど調理など行わないはず
それも冷凍食品は使わない、生産者の見えるものしか使わないこだわりよう
給食費は公立の2倍
そして給食タイムの私語は禁止
食べることに集中してほしいから
学習院だからできるこだわり
公立なら何を言われるか
でも登場する皆さん、自分のサービスに自信と誇りを持ってみえる
やっぱり仕事ってこうじゃなければと考えてしまう
もうすぐ定年なんですが、この38年は何だったのかとふと思ってしまう