監督は、田中征爾さん
出演は、皆川暢二さん、磯崎義知さん
公開は、２０１９年８月
どこか懐かしく感じる映画
自主製作の匂いってやつです
商業映画じゃなくて、自分たちの撮りたい映画を自分たちで撮る
当たり前って言われるかもしれませんが、今と違って映画製作は簡単じゃなかったんですよ
そんな時代の匂いがプンプンします
大体、銭湯が殺人の後処理場
うーん、この目のつけどころ
確かに殺人事件なんかの報道で遺体は風呂場で処分とか言ってます
確かに銭湯なら血が流れようが洗い流せば証拠は消せる
いや、そんなに簡単ではないと思うし、証拠も消せないかもしれない
あらを探せばキリがない
でも思い付きが大切
画面も今の映画のようにクリアじゃない
違うと思うけどフィルム撮影の雰囲気
そして最後にはいろんなしがらみのない若者が年寄りを倒す
ここまできたら７０年代でしょう
ラストの若者だけの乾杯シーン
これをパワーと言わずして何と言おう
うれしいな、こういう映画
