昭和の玉手箱

作者は、赤瀬川原平さん
出版は、東京書籍です
結構こう言う昔のことが書いてある本が好きなんです
昔って言っても自分で知っているぐらいの昔です

この本に書いてあることでも原体験したものもあれば、もう物心ついた頃にはなくなっていたものもあります
それでも何やら懐かしい
電話ボックスの話からボックスでなくてカウンターに電話が置かれるようになったところでそれを飲み屋さんのカウンターに見立てるところなどなるほどです
ドブ川なんて今や誰も知らない
臭いものには蓋をした結果は暗渠の川
だいたい川が身近じゃなくなってますから
トイレ、いや便所も怖かった
暗闇に穴が開いているのだから、それも臭い穴が
いちじくが苦手なんですが、便所の横に生えていたから
だってあれが栄養だと思うと食べれないんです
でもよーく考えると小さい頃は化学肥料なんてなくてあれが肥料だった
でもダメなんです