放浪記

監督は、成瀬巳喜男さん
出演は、高峰秀子さん、田中絹代さん
公開は、1962年9月
東宝30周年記念作品で、脇には加藤大介さん、宝田明さん、小林桂樹さん、草笛光子さんなどそうそうたる方が顔を揃えています

舞台の森光子さんが有名ですが、残念ながら観たことはありません
映画化も三度目がこの作品ですが、旧作は観ておりません
原作も読んでいませんが、読みたくなりました。
最初の親子の貧乏時代から、売れっ子作家へ
売れたら売れたで貧乏を売りにして売れたとの妬みが周りに渦巻いています
それでも書き続けます
最後に売れっ子になってから加藤大介さんの安岡さんとの会話場面
様々な人が無心にやってくるのですが、冷たく追い返します
でも安岡さんは彼女のことをわかってくれています
貧乏だった人が貧乏の人に施しを簡単に与えるはずがありません
貧乏から抜け出すためには大変な努力をしたのだから