30年後の同窓会

監督は、リチャード・リンクレイター
出演は、スティーヴ・カレルブライアン・クランストン
公開は、2018年6月
邦題だと30年後の同窓会でみんなでワイワイガヤガヤ
全然違いますよ

出会うのは3人だけ
それも同窓会なんかじゃなくて、不幸にあった仲間が友だちに助けを求めてくる
奥さんを亡くし、今息子を亡くした主人公
学校の同級生ではなくてベトナム戦争の戦友
その後の人生はそれぞれ
飲んだくれのバーの主に聖職者
不名誉なことで除隊になりながら海軍の売店で働く主人公
バーの主などはあの戦争について考えている
戦争の大義名分を聞かされ、多くの人を殺し、多くの人亡くしたあの日々
ある友人の死にも秘密があった
亡くなった息子の最期にも秘密があった
名誉の戦死での埋葬を受け入れられない主人公
自分たちが戦争で傷を負いながら、また息子の死で傷を負う
このまま戦争や軍に対する批判に話は進むのかと思えば、息子の遺体を搬送しながらのドタバタ劇に話は変化
このまま軽いノリで終了かと思えば、あれほど拒否していた軍服での埋葬を受け入れる
この辺が謎の展開
もしかして正義の味方アメリカ礼賛までではないが軍の礼賛なのか
反戦というものを考えさせるのかと期待していたけどよもやの結末
もしかして違いますか