監督は、オリバー・パーカー
出演は、マイケル・ケイン、グレンダ・ジャクソン
公開は、2024年10月
マイケル・ケインさんの引退作品でグレンダ・ジャクソンさんの遺作
戦争ってやつは悲しい
最近あちこちで戦争が起こり、火種がくすぶっている
どれほどその悲惨さを訴えてもなくなることは今のところない
どうしてなくならないのだろう
なんてことを痛切に感じてしまう映画
主人公は妻と施設に暮らし、もうすぐ人生を終えようとしている元軍人
そんな彼が施設に妻を残し、ノルマンディー上陸70周年の記念式典に施設には内緒で出かけてしまう
彼にはどうしてもその地を訪れてしなければならないことが残されていた
戦争の悲惨さは家族を失ったことではなく自分が生き残ったこと
彼と同じ式典に向かう元空軍兵士は兄がいたかもしれない地を空爆し、自分の落とした爆弾で兄を死に至らしめたかもしれないという自責の念にかられている
戦後パブリックスクールの校長におさまってもアルコール依存に陥ってしまったのはこの経験のため
フェリーで彼の世話をしてくれたアフガニスタンで足を失った船員も夜の街で酒に酔って自分を見失ってしまう
全て戦争が彼らの人生や心を壊してしまったから
戦争の決断を下した政治家などに自責の念ってないのだろうか