監督は、稲垣浩さん
出演は、三船敏郎さん、中村錦之助さん、石原裕次郎さん
公開は、1969年3月
世界のミフネさんの三船プロダクションの制作
力が入った作品ですが、名作とは呼べないところが悲しい
三船さんが主演で、制作会社の社長
このあたりが難しいところ
客観的に観る人がいないからかどうも独りよがり
三船さんの存在感はすごいけれど、それがかえって錦之助さんをかすませている
武田信玄があれっていう感じで存在感がない
最後に登場の裕次郎さんも
はっきり言えば全然上杉謙信に見えない
時代劇が似合う顔つきでない
本当に三船さんの三船さんのためのえいがという感じ
一流俳優のプロダクションがこの当時できたけれど今でも残っているのは石原プロだけ
石原プロにしてもテレビドラマの制作でヒット作があったから生き延びたようなもの
最近は…
役者馬鹿という言葉あるけれどやっぱり俳優さんはまずそうでなくっちゃ