作者は、野村みちさん
出版は、神奈川新聞社
明治時代に世界一周
それも女性が
やはりお金持ちでした
あのホテルニューグランドの会長の奥さん
サムライ商会という名の古美術を海外に売る商売もやってみえて英語も堪能
以前読んだ『ハウス・オブ・ヤマナカ』の山中商会もこの本には登場します
中にあるサムライ商会の店舗の写真には度肝を抜かれます
この趣味は何でしょう
バン様には下品にしか見えない
お話はお金持ちの団体旅行
さすがトーマスクックが旅を取り仕切った模様です
文章など読むと結構古い価値観から書かれてるのですが、ふむふむと思うところも多々
中国人の旅行者がうるさいと話題によくなりますが、どうやら日本人もそうだったようで、うるさすぎると海外の方から指摘なんぞされております
どうやら東洋人の宿命かも
西洋マナーに染まった日本人はおとなしくなったけどぐらいのことみたいです
行く先々では国の名士との会談
アメリカ大統領に面会してるのですから、この旅行は今の団体旅行とは格が違います
50数名がこの旅に参加してますが、きっと皆さま大金持ち
いやはやすごい旅行です