リチャード・ジュエル

監督は、クリント・イーストウッド
出演は、ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル
公開は、2020年1月
イーストウッドさんは怒っている
1996年の事件を映画にすることで

よく天国と地獄というけれどそんなお話
たくさんの人命を救った英雄が犯人に祭り上げられる
それを煽ったのはマスコミ
犯人像を作り上げたのは主人公の憧れた法の執行者
裏付けのない状況でリークだけで記事を書いた女性記者
途中で間違いに気づくのだけれど、主人公の会見に涙するだけで謝ることはしない
事実を書くのであって真実ではない
何て恐ろしいことを言うのでしょう
この事件から20年以上がたって誰もが記者になってネットで報道する
あることないこと
そんな時代にイーストウッドさんは腹を立ててこの映画を製作したのでは
20年前よりももっと恐ろしい時代になっている今
こういう映画は絶対に必要です
報道の自由なるものが勝手に独り歩きしているのだから