女は二度決断する

監督は、ファティ・アキン
出演は、ダイアン・クルーガー、デニス・モシットー
公開は、2018年4月
これは賛否両論では
私刑ですから

日本人にはなかなか馴染みのないテロによる殺人
確かにオウムのサリン事件はテロですけど本当にあれぐらい
でも地続きのヨーロッパなどではいろんな国でおこっている
宗教や思想の違いで殺人に及ぶ
この映画はドイツ映画で犯人はネオナチとされている
標的はクルド人の多く住む町
そんなテロで夫と子どもを失った主人公
犯人が捕まり裁判になるのですが、結果は疑わしきは罰せずで無罪
裁判官は無実ではないと仰るがこんな言葉は何の気休めにもならない
誰だってそう思いますよ
そこで彼女のとった行動は私刑
裁判で知った事実を元に同じ爆弾を作り上げる
一度は犯行を思いとどまるのですが最後には…
上告という手もありました
でも映画を観てて思うのは裁判が苦痛でしかない
全てをさらけ出さないといけない
それでも証拠不十分
犯人はのうのうと拘留費用を国から支給されて遊んでいる
でも冤罪だったらとも考えてしまう
残酷だけど主人公は間違っている
でも感情が許さない