デリート・ヒストリー

監督は、ブノワ・ドゥレピーヌ
出演は、ブランシュ・ギャルダン、ドゥイニ・ポダリデス
日本では、劇場未公開
誰もパッとしない登場人物
そしてデジタルな社会に振り回されている

ネットで評価、ネットでのいじめや中傷
いやー、現代社会の闇がテーマです
それがストレートでないのがヨーロッパの作品
ヒストリーをデリート
ゲームの社会なら簡単だけど、生身の人生ではたやすいはずもない
それがデータというものであればなおさら
自分のことであっても自分では自由にできない
デリートしたつもりでも自分の手を離れたところでコピーが残されているかもしれない
いいことならまだしも、この映画のように中傷やプライベートな映像だったら手の打ちようがない
TwitterFacebookGoogleを個人で訴えても相手にされるはずがない
そういうバン様もこんなところに好きなことを書いている
誰も読んでくれなくても日記のようなものと割り切って
人畜無害だと本人は思っているけど本当はどうなんだろう