闇の流れ 矢野絢也メモ

作者は、矢野絢也さん
出版は、講談社です
政界の裏話集とでもいうのでしょうか
公明党の委員長さんの手記です

そういえば大阪に住んでいる頃、近所にはけっこう創価学会の方がみえて朝にはお経が聞こえてきてました
そやそや天理教の信者の方もみえて天理まで貸し切り列車で行った記憶もあります
そんな環境で育っても宗教とは無縁
法事とかも仕方なしに付き合ってるのが正直なとこ
だからこの本で書かれてるこのお方の信仰心もよくはわからない
名誉会長に対する崇拝もよく理解できない
ただわかるのは公明党は昔は戦う野党だったということ
今や永らく政権与党として君臨している政党
昔は全然違ったんですよね
別に今を批判する気も全然ないですが、このお方の公明党での凋落は野党たれたる信念が公明党の進む道と違ってきたからなどと思ってしまう
社会党などは政権与党となって見事に崩壊
今や誰にも相手にされない政党になってしまってる
甘い蜜を吸ってしまえば抜け出せない蟻地獄
そんなことなど考えてしまう本でした