作者は、市原千尋さん
出版は、三才ブックスです
イラストがいいんですよ
本当に訪ねたくなります
そうか、池と湖と沼はなかなか明確に区別しづらいのか
湖沼法なる法律などあるからちゃんと規定があるからと思ってました
でもこの法律は水質保全が目的の法律だから関係ないか
大雑把には池は人工のもので、湖は自然にできたものだそうな
そして池は浅くて、湖は深い
そんな日本中の池を訪ねて出来上がったのがこの本です
池には伝説が多いのも特徴で龍や牛などが登場するそうです
そういや高校の側にも万代池があったなどと思い出したり
灌漑に利用したり、洪水時の遊水池などととっても役立っていたのに、高度成長期から水質の汚濁による悪臭や事故による危険なもののレッテルがはられて数を減らしてしまった
その上外来種の不法な放流で生態系の破壊など課題も多いようです
でも本を読んでると地元の安らぎの場所として愛されているところも多数あるみたい
川もそうですがその周りに住む人の理解があれば本当に安らぎの場所
肩ひじ張らずに残してほしい場所ですよ