ジェントルメン

監督は、ガイ・リッチー
出演は、マシュー・マコノヒーチャーリー・ハナム
公開は、2021年5月
麻薬をめぐるギャング映画だとは思うのですが凝った作り
貧しさからの成り上がりと、最後の幕引きをめぐる物語

貧しい生活から一流大学に進学した青年が麻薬の販売で金持ち子弟からお金を巻き上げ悪の道へまっしぐら
大学を中退してまで事業を拡大
今度は貧乏貴族に資金援助して大麻の秘密栽培農場を運営
大金を手にはしたけれど心の安らぎない生活
引退を考え事業の売却を考え始めるが、裏稼業の売却がそんなに簡単にいくはずがない
駆け引きやしがらみ
こちらの言い値で買うような善人は周りにはいない
ここまで観て疲れてくる
疲れてはるんやから大人しく引退させたれよなどと 声をかけたくなる
そして主人公にも引退したいならそんなに気をはりなさるな
相手の言い値で売ったればいいやんなどとアドバイスしたくなる
安らぎを求めながら、事業への執着もみせる主人公
ラストを観ても、この人に安らぎの時間はこうへんなと思ってしまったしだいですわ