遠き春の日々 ぼくの高校時代

作者は、三田誠広さん
出版は、みやび出版です
世代的には一回り上の世代
団塊世代と呼ばれる人たちの高校時代からのお話

最近、こういう学生時代を懐かしむような本を好んで読む傾向になってます
どうやら自分の過去を懐かしむことが多くなったからかもしれない
何か共感することがあるのではと読んでるんですよね
ただ今回はそうはなりませんでした
やはり一回り上ということもあるのでしょうが、すごくお話が難しい
高校休学中に書いた小説が佳作で文芸誌に掲載
そしてロシア文学哲学書を読み漁った作者
こちらはロシア文学を読んで、名前の覚えにくさと同じ人物が別名を名乗る難解さに全く理解できなかった頭の持ち主
哲学書も大学の教養課程で読んだ気がするのですが理解不能
大学生活で語られる学生運動も過去の出来事
確かに大学の自治会は革マル派で、生活は寮でしていたから民青
でも興味がなかったから手も出さなかった
何となく高校に入り、何となく大学に進んだ自分を振り返るとこの本とはあまりに接点がなさすぎる
共感を求めたけれど見事にはじき返されました