江戸で部屋さがし

作者は、菊地ひと美さん
出版は、講談社です
思った本とは違いましたが、それなりに楽しめました
やっぱりビジュアルって大切ですね

題名から江戸で部屋を借りようとする人の物件探しの本かと思いました
当たらずとも遠からずではありますが
町人の住む家と武家の住む家の二本立て
今ちょっと江戸時代の本を読んでいるのですが、今と違う表現とか言葉に四苦八苦
それに生活の様式がわからないからこれも四苦八苦
でもこの本を読んで少し家の間取りとか敷地内に建てられた長屋のことがわかって参考になりました
時代劇なんかでは家の中も出てくるんですが、結構広いんですよね
実はもっと狭かったのが本当の話なんです
確かに武家が広大な敷地を持った屋敷に住んでいれば、庶民が住める土地はわずかしか残らない
そりゃ、四畳半暮らしにもなります
この本がいいのはふんだんにイラストが使われていること
文章だけだとわからないことも絵で描いていただくと本当にわかりやすかった
次は何を題材に書いていただけるか楽しみです