三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実~

監督は、豊島圭介さん
出演は、三島由紀夫さん、木村修さん
公開は、2020年3月です
亡くなったのが1970年ですから10歳の時
確かに大きな話題にはなりましたが10歳では何のことやらわからなかった

じゃあ小説は読んだのかと言われれば『金閣寺』だけのはずです
ノーベル賞に近い作家と言われながら45歳で自決
右翼でナルシストと言われたその実態はかなり骨太なお方でした
まあそれはこの映画から受けた印象ですけれど
まあ左翼の暴力学生と言われた全共闘の中へ単身乗り込むのだから大した人物であることは間違いありません
頭が良くないからか、学生たちとの論争も全くに近いほどよくわからない
それでいてなぜか画面に釘付けになってしまう不思議な感覚
まあ、あほくさいことを言う人がいるのも確か
芥正彦さんがしゃっべているだけで気分が悪くなってくる
まだ生きてみえるようで今の姿も画面に登場
どうしようもない老害爺じゃないですか
学生の頃確かに論客などと言われていい気になっているバカ野郎がいましたが本当にそれと一緒
何やら有名人のようですが情けなくなります
その点木村修さんや橋爪大二郎さんなどは社会をちゃんと見たから常識人
ちゃんと自分たちのことを総括してますよね
まあ脇役はおいておいて三島由紀夫さんの存在感は別格
思想的にどうこう言う気はありません
ただ懐の深い大きな人物であることは確かな気がします
この1年半後に自決ですか
惜しい人物を失くしました