坊ちゃん

作者は、夏目漱石さん
出版は、キンドル版です
たまに今まで読んでいない古典と呼ばれる名作を読もうなどと思いたつ
そんな時には無料やお安いキンドル版です

多分少しは読んでるような気がする『坊ちゃん』
ひょとすると教科書に載っていたのかもしれない
東京から松山の学校への赴任
赤シャツに山嵐なんて名前に何となく記憶があるんです
そして江戸っ子らしいべらんめいな行動
ここまではちゃんと知ってました
知らなかったのは最後の場面
山嵐とふたりで赤シャツへの鉄拳制裁
意気揚々とふたりで松山を去っていくんですね
そして東京へ帰って今の都電に就職
これも全く知りませんでした
まあ読んでしまえば、痛快小説ってことでしょうか
正直に生きてスカッと職場を去っていく
俺は正しいんだぜって大声で叫んでるのが聞こえてきそうです
今と時代ではなかなかできない生き方に共感し、読みつづけられているのもわかる気がします