監督は、エマニュエル・クールコル
出演は、カド・メラッド、デイビッド・アヤラ
公開は、2022年7月
ラストなど観ると名誉より自由かって思ってしまう
そりゃそうですよね
刑務所での文化活動しての演劇教室
売れない俳優の主人公は囚人たちに今までの寓話ではなく『ゴドーを待ちながら』を指導する
その指導で演劇の楽しさに目覚める囚人たち
そしてその公演は話題になりついにはオデオン座での公演が実現する
どんなに話題になっても囚人は囚人
公演に届けられたプレゼントは刑務官に検査され廃棄されてしまう
外を見たことによって知った世界と現実とのギャップ
最後には囚人たちはある行動に出てしまう
オデオン座に集まった名士たち
判事がやって来た、大臣がやって来たと大騒ぎ
結局囚人たちにそんなことは関係がない
ましてやオデオン座の舞台に立つことはどうでもいいこと
それより欲しいものは自由
この後囚人たちがどうなったかはわからない
家族や妻と過ごせばすぐに見つかってしまったはず
それを考えると自由を見せた主人公は罪な人だったのかも