あかんやつら 東映京都撮影所血風録

作者は、春日太一さん
出版は、文藝春秋です
東映京都撮影所といえば太秦映画村と呼ばれるところ
映画村自体は撮影所の一部です
東映映画といえば『仁義なき戦い』を思い浮かべる世代
でも歴史はもっと古いです

太秦映画村は5年ぐらい前に初めて行ったのですが、こんなものかというのが正直な感想
ここにあるセットのようなテーマパークは結構出来て行ったこともあったからあまり違いがわからなかった
でもこの本を読むと昔はもっと本当に映画の撮影が行われていて、その映画の一場面を一緒に体験できるのが魅力だったよう
それなら行ってみたいと思います
江戸時代の町並みを再現しただけではやっぱりリピーターは生まれない
東映映画の時代劇は知らないんです
内田吐夢さんの『宮本武蔵』シリーズはレンタルで見ましたが、言われるほど決闘シーンに感動しなかったのが正直な感想
それよりはやっぱり鶴田浩二さん、高倉健さんの任侠物に、その後の『仁義なき戦い』も実録もの
このあたりがやっぱり面白いと思う
その後の『鬼龍院花子の生涯』なども見ていない
多分男の映画の時代のファンなんです