ハンナ・アーレント

監督は、マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演は、バルバラ・スコヴァ、ジャネット・マクディア
公開は、2013年10月
アイヒマン裁判のレポートを書いた哲学者ハンナ・アーレントの物語
ハイデッガーの弟子
ハイデガーナチスの協力者とも言われている

しかし、ここまでタバコをプカプカ吸う映画も最近では珍しい
ここにも気概を感じたりなんかして
馬にのれるエキストラが減って西部劇も作れなくなったと言いますし、もしかしてもうすぐ普通にタバコをうまそうに吸う俳優さんもいなくなるかもなんて考えたりします
映画はタブーのナチスの戦争責任
とても日本人にはわかりづらい題材
勝者が敗者を裁く裁判
命令に従っただけと言い続けるアイヒマン
物言えない社会が悪いのですが、その社会に生まれたら
戦争だけでない、企業などの偽装工作
それに組織の中で反対できるのか
単なる役人と片付けるアーレント
ユダヤ人社会からの反発
立ち向かう勇気と言いますが、誰でも簡単にできるもんではありません