蛇のみちは 団鬼六自伝

作者は、団鬼六さん
出版は、幻冬舎です
あのSM作家
さすがにすごい人生です

どうやら血は父親から強く受け継いでいるのでしょうか
父親は相場師
それも成功者ではありません
どちらかと言えば負け組
団さんも窮地に陥ると血がそうさせるのか勝負に出る
そして見事に負けてしまう
でもそれからちゃんと立ち直るのだから普通の人ではない
若いころから緊縛に興味津々
そして東京に出て小説で身をたてると猪突猛進
SM小説を書き始めたのは自分の興味に合うから
そんな時代に出会う人たちはどいつもこいつも
それでもちゃんと成功するのは運と才能
バン様は川上宗薫さんや富島健夫さんの作品にはお世話になりましたが、団さんはちょっと
団さんは何と言っても縛りもののイメージ
やはり中学生ぐらいでは理解できるはずもなし
その分野の映画ではこの本にも登場する谷ナオミさんが一番の有名人
でもバン様はソフトなものが好きなんです
趣味的には全然合わない団さん
でも本を読むとこの人を映画化してほしいと思います