魂のゆくえ

監督は、ポール・シュレイダー
出演は、イーサン・ホークアマンダ・サイフリッド
公開は、2019年4月
この重苦しさは何なんでしょう
そして日本人のほとんどが理解できない信仰の世界

日本人の感覚だと牧師さんの方がお坊さんより信仰心が篤いような気がする
まあよく知らないからそう思うだけかもしれないけれど
息子を亡くし、妻に去られたこの主人公の牧師さんには信仰しかないような感じ
そんな彼がある女性から旦那のことで相談を受け、旦那の悩みを聞き始める
バン様など考えただけで気が重くなるような話
現役のころは末端ではあるけれど管理職であったのでメンタルヘルスの研修なども受けた
しかし、本当に相談されたら応えることができるのかといつも疑心暗鬼
でも牧師さんて信者のお悩み相談も大事な仕事
結局この映画ではその旦那が自殺したことで牧師さんの信仰心が揺らいでいく
旦那の嫌った環境破壊企業からの教会への多額の寄付
そしてそのお金を使っての250周年記念事業
ラストはこのセレモニーの場面で終わるのですが、ちょっと拍子抜け
途中の流れからかりショッキングなラストと思ったのですが
これ以上は描けないのでしょうか