仕立屋の恋

監督は、パトリス・ルコント
出演は、ミシェル・ブラン、サンドリーヌ・ボネール
公開は、1992年7月
悲しいお話ですよ
でも半端ないひねくれ感がフランスですね

途中まで観ていて、原作を読んだことがあるのに気づいた
それもすごく若い頃
多分中学か高校の時だと思う
当時どう思ったかなんてのはもう全然記憶にない
忘れるぐらいだから大感動ではなかったはず
部屋の窓から向かいの女性の部屋をのぞくのが趣味の仕立屋さんが主人公
のぞき趣味の人が出てくる映画はありますがその職業が仕立屋
なかなか思いつかない設定
そしてこの人物の日本人にはわからない行動が香水へのこだわり
基本的に日本人の男性は香水つけないから自分で匂いをかいで香水を選ぶ場面はほほー
首筋に香水をつける場面でまたほほー
でも自分がつけないからだけであって、もしかして日本人の男性も結構つけてるようならごめんなさいね
この仕立屋さん、実は殺人事件の容疑者として警察にマークされている
ここがこの映画の肝
本人は否定しているし、目撃者も彼が犯人だと断言できない
実は犯人は…
もちろん内緒にしときます
犯人が別人であることが彼の悲劇
思いつめた彼の思いははかなく散ってしまうのだから